平泉 澄 Kiyoshi HIRAIZUMI 1895~1984
明治28年(1895)2月16日福井県平泉寺村生まれ。号は布布木の屋・寒林子・白山隠士。東京帝国大学文学部を卒業、昭和10年同大学教授。日本中世史を専門とし、戦前・戦中には皇国史観を主導し、政治・社会・学界に大きな影響を与える。終戦で教授の席を離れて、郷里に戻り、中世精神史、神道の研究、執筆活動を続ける。平泉寺白山神社第三代宮司、名誉宮司。皇學館大学学事顧問。文学博士。名前の「澄」は白山の開祖・泰澄に由来する。昭和59年(1984)2月18日歿、89歳。
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